修了者

　私は現在、消化器外科・乳腺内分泌外科病棟で勤務しています。患者さんに必要な介入を主治医と情報共有しながら、ドレーン管理や動脈血採血を行っています。患者さんからは、「早く管を抜いてもらえてよかった、これで楽に動ける」「いつ抜いてくれるのだろうと思っていたので嬉しい」と言われる機会も増えてきました。術後の患者さんのストレス解消や早期離床に繋がっていると実感しています。医師は、手術や外来診察などで不在となる時間が多くなりがちですが、私が特定行為を実践することで医師のタスクシフトにも少しずつ貢献していきたいと思っています。また、スタッフとともに病態のアセスメントや必要な看護介入を一緒に考え実践することも心がけています。人工呼吸器装着中の患者さんの看護など、スタッフの看護実践能力向上にも繋がればと思っています。
　今後も特定看護師としての活動の幅を広げ、患者さんの医療に滞りがない支援を行い、スタッフが特定看護師を目指したいと思えるような、看護職のロールモデルとなれるように今後も頑張りたいです。