修了者
香川県済生会病院 小林幸恵さん 第3期生
【在宅・慢性期領域パッケージ修了】
【特定行為研修を受講して】
私は2022年度に看護師特定行為研修の在宅・慢性期領域パッケージを受講し、修了しました。4月からの講義や学内実習では、医学部附属病院の先生方から分かりやすく講義を行っていただきました。選択したパッケージの分野だけではなく、全身の観察方法や先生方のアセスメント方法なども学ぶ事ができました。臨地実習は自施設で実習を行ったため、指導医とのコミュニケーションをスムーズにとることができ、研修終了後の活動などをイメージすることが出来ました。
現在は皮膚・排泄ケア認定看護師と特定研修修了者として、病院内を横断的に活動しています。以前は医師や病棟看護師と時間調整を行い、医師が壊死組織の除去を実施していました。現在は医師の指示を確認し、壊死組織の除去や気管カニューレ交換など、タイムリーに実施しています。
今後は、医師のタスクシェア・タスクシフトを進めていくだけではなく、特定行為を行う看護師として広い視野で患者さんの観察やケアを実施し、看護スタッフの知識や技術の向上が行えるように指導も行いたいと思います。