共通科目の授業について

4月から共通科目の授業が始まっています。
研修生は、事前にオンライン講義を視聴して、事前課題レポートに取り組んでいます。
登校週では、事前課題の内容に沿って、自分はどのように考えたか、意見交換をしながら学びを深めていきます。指導者の先生は、課題の解説だけでなく、医師がどのように臨床で判断しているかを具体的に説明してくれます。

共通科目の授業の一場面を、ご紹介します。

★「臨床倫理」の授業風景★
Jonsenの4分割法を用いて事例の情報を整理し、医療倫理の4原則に照らし合わせながら倫理的に分析していきます。
医療者として何をすべきかについて、皆で話し合いました。
授業の後に、講師(医師)の先生から紹介があった「もしバナ」カードを用いてゲームをしました。
ゲームを通して、楽しみながら【自分でも気づいていなかった大切にしている価値観】に気づくことができました。

★「心電図」の授業風景★
心電図に苦手意識を持たれている看護師の方は、多いのではないでしょうか?
私(筆者)は、数年前に特定行為研修を受講して「心電図は奥が深い…もっと知りたい」と興味を持てるようになりました。
講義では、心電図から疾患を推察しながら、看護師としてどのように対応していけばよいのかを考えます。
講師の先生(循環器内科医師)からは、講義もしていただきました。真剣な表情で聞いて、質問している受講者の姿が印象的でした。