共通科目「実習」について
登校日は「演習」と「実習」の授業があります。
今回は「実習」授業の一場面をご紹介します。
★ 「腎・泌尿器の診察」の実習風景 ★
医師に、エコーの使い方や画像の見方を教えてもらい、その後、研修生がお互いにエコーを使用して、腎臓の観察などを行いました。
エコー検査は、患者さんへの痛みや苦痛がほとんどなく、安全に観察を行う事ができます。
緊急性の高い状況において、看護師がエコーを用いて観察することで、迅速な初期判断と適切な対応が可能になります。


↑エコーの当て方にもコツがあります!
★ 「高位脊髄損傷の診察」の実習風景 ★
脊髄脊髄損傷の部位によって、四肢の動きで出来る動作、出来ない動作が変わってきます。
高位脊髄損傷が疑われる患者を想定して、ロールプレイを行いました。
「触っているのが分かりますか?この動作はできますか?」と声をかけ、観察を行いながら、脊髄のどの部分に損傷があるのかを考えていきます。

★ 「呼吸の診察」の実習風景 ★
異常呼吸音を聞き分けるためには、大前提として正常呼吸音を理解しておく必要があります。
お互いに聴診しながら、肺野だけでなく気道呼吸音、気管支呼吸音を聴取します。

★ 「頚静脈、末梢動脈の診察」の実習風景 ★
頚部に光を当てて、頚静脈の拍動を観察しています。これで、何が分かると思いますか?
頚静脈波の観察は、侵襲なく患者の循環動態、特に右心系の状態や体液量に関する貴重な情報を得るための重要な診察手技です。
